危ないシリーズ その8 「こはく、また、やらかす」 [実話ではないですが]
ネタがないときの「危ないシリーズ」
わけわかんない話に付き合わせてごめんなさい!!
≪あらすじ?とは言えないですが・・・≫
小児科病棟2年目ナース「こはく」はドジでまぬけ。
おかしな事件ばかり起こすので師長には怒られてばかり。
ずぼらな性格もあって歯は虫歯だらけ
おまけにいい加減なので変なものを買わされたりもする。
そんな、こはくの物語。
あ、私とは別人物ですのであしからず。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「こはくさん、今日は外来の健診なの、病棟はいいから外来の方お願いね」
小児科病棟師長から言われる。
「あ~はいはい、私、赤ちゃん健診は得意なんですよ~」
顔のほころぶ、こはく。
少々ドジをやっても文句を言ったり笑ったりしない赤ちゃんは大好きなのだ。
しかし。
「あ、今日は「おたっしゃ健診」だから!間違って小児科行かないでね!」
「・・・おたっしゃ・・・?」
「そ、ご老人の健診!間違いがないようにね!!」
「いや、あの、ご老人は経験がなくて・・・」
「何言ってんの!実習でやったでしょ!」
「そ、そりゃまあ・・・でも・・・」
「とにかく、人数足りないからってこっちに回ってきたの!早く行ってちょうだい!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こはくは仕方なくおたっしゃ健診の手伝いをしに来たものの・・・
うろうろするばかりで全然役に立たない。
そりゃそうだ、慣れている小児科でさえ役になっていないのだから。
「あのねえ、あなた、もう、ここはいいから、はがきの宛名でも書いていて!」
怒った外来ナースがこはくに言った。
「はがきですか?」
「そう。おたっしゃ健診に来てくれた方々に「おたっしゃ大学」の案内を送るから」
「なんですかそれ」
「お年寄りが生き生きと生きられるような講習をやるのよ」
「はあ・・・」
こはくは名簿と印刷されたはがきをどん!と渡された。
こっちは健診の手伝いに来たのにと、ちょっとムッとしたものの、
こはくは学生時代宛名書きの内職をしたことを思い出した。
名簿やらキットをまず買ってやるのだが、出来高制とは言うのだが
全然給料は支払われず
結局お金を取られただけだったのだが。
宛名書き、実は得意なんだよ~と自慢してもいいかな?と思った。
こはくが書き始めたとき、ナースたちの歓声が上がった。
「ご老人に失礼だけど、かわいらしいわね!」
「ほんと!」
こはくが手を休めてそちらを見ると
上品そうな、そっくりなおばあさん二人が。
「シズさんとツネさんの双子さんなんですね!」
「ええ、主人も双子で隣同士なんですよ。家も同時に建てたんです」
「あら素敵!旦那さんもおうちも双子さんなんですね!」
(ふう~ん、双子は生き様も似るって聞いたけど
一生一緒っていうのもいいなあ~)
こはくも話を聞きたかったが外来師長が睨んでいたので
急いで仕事を再開した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あんたねえ!もう!健診だからあんたにもつとまると思ったのに!!」
こはくはまた小児科師長に怒られていた。
うろうろしていて結局健診には役に立たなかったことを怒られたのではなかった。
「あんた!外来師長さんがチェックしたからよかったけど・・・
そのまんま出していたらクビよ!今度こそ!!」
実はこはくはカタカナを書くのが苦手だった。
それにしても・・・よりにっよってはがきの宛名、
シズさんのことを「シス」様と書いてしまい
ツネさんのことを「シネ」様としか見えないように書いてしまっていたのだ!
双子さん二人ともに・・・
「死す、死ね、って思っちゃうこともあるでしょ!
全く酷いじゃないの!
あんた、自分がそう言われたらどうするの?え?」
こはくは、うなだれるしかなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その日、小児科師長と優秀な小児科ナース瑠璃子は師長室で話し合いをしていた。
「直接、被害がないとクビは難しいかしら」
「でもこのままじゃ、いつか患者さんにとんでもないことしますよ!」
「クビにする方法があればねえ・・・」
しかし、この後、びっくりするようなことが・・・
わけわかんない話に付き合わせてごめんなさい!!
≪あらすじ?とは言えないですが・・・≫
小児科病棟2年目ナース「こはく」はドジでまぬけ。
おかしな事件ばかり起こすので師長には怒られてばかり。
ずぼらな性格もあって歯は虫歯だらけ
おまけにいい加減なので変なものを買わされたりもする。
そんな、こはくの物語。
あ、私とは別人物ですのであしからず。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「こはくさん、今日は外来の健診なの、病棟はいいから外来の方お願いね」
小児科病棟師長から言われる。
「あ~はいはい、私、赤ちゃん健診は得意なんですよ~」
顔のほころぶ、こはく。
少々ドジをやっても文句を言ったり笑ったりしない赤ちゃんは大好きなのだ。
しかし。
「あ、今日は「おたっしゃ健診」だから!間違って小児科行かないでね!」
「・・・おたっしゃ・・・?」
「そ、ご老人の健診!間違いがないようにね!!」
「いや、あの、ご老人は経験がなくて・・・」
「何言ってんの!実習でやったでしょ!」
「そ、そりゃまあ・・・でも・・・」
「とにかく、人数足りないからってこっちに回ってきたの!早く行ってちょうだい!!」
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こはくは仕方なくおたっしゃ健診の手伝いをしに来たものの・・・
うろうろするばかりで全然役に立たない。
そりゃそうだ、慣れている小児科でさえ役になっていないのだから。
「あのねえ、あなた、もう、ここはいいから、はがきの宛名でも書いていて!」
怒った外来ナースがこはくに言った。
「はがきですか?」
「そう。おたっしゃ健診に来てくれた方々に「おたっしゃ大学」の案内を送るから」
「なんですかそれ」
「お年寄りが生き生きと生きられるような講習をやるのよ」
「はあ・・・」
こはくは名簿と印刷されたはがきをどん!と渡された。
こっちは健診の手伝いに来たのにと、ちょっとムッとしたものの、
こはくは学生時代宛名書きの内職をしたことを思い出した。
名簿やらキットをまず買ってやるのだが、出来高制とは言うのだが
全然給料は支払われず
結局お金を取られただけだったのだが。
宛名書き、実は得意なんだよ~と自慢してもいいかな?と思った。
こはくが書き始めたとき、ナースたちの歓声が上がった。
「ご老人に失礼だけど、かわいらしいわね!」
「ほんと!」
こはくが手を休めてそちらを見ると
上品そうな、そっくりなおばあさん二人が。
「シズさんとツネさんの双子さんなんですね!」
「ええ、主人も双子で隣同士なんですよ。家も同時に建てたんです」
「あら素敵!旦那さんもおうちも双子さんなんですね!」
(ふう~ん、双子は生き様も似るって聞いたけど
一生一緒っていうのもいいなあ~)
こはくも話を聞きたかったが外来師長が睨んでいたので
急いで仕事を再開した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あんたねえ!もう!健診だからあんたにもつとまると思ったのに!!」
こはくはまた小児科師長に怒られていた。
うろうろしていて結局健診には役に立たなかったことを怒られたのではなかった。
「あんた!外来師長さんがチェックしたからよかったけど・・・
そのまんま出していたらクビよ!今度こそ!!」
実はこはくはカタカナを書くのが苦手だった。
それにしても・・・よりにっよってはがきの宛名、
シズさんのことを「シス」様と書いてしまい
ツネさんのことを「シネ」様としか見えないように書いてしまっていたのだ!
双子さん二人ともに・・・
「死す、死ね、って思っちゃうこともあるでしょ!
全く酷いじゃないの!
あんた、自分がそう言われたらどうするの?え?」
こはくは、うなだれるしかなかった。
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その日、小児科師長と優秀な小児科ナース瑠璃子は師長室で話し合いをしていた。
「直接、被害がないとクビは難しいかしら」
「でもこのままじゃ、いつか患者さんにとんでもないことしますよ!」
「クビにする方法があればねえ・・・」
しかし、この後、びっくりするようなことが・・・